年長さん、15人にプレゼントしました!
3月24日、野洲市のきたの保育園の子どもたちに滋賀コレかるたをプレゼントしました!
こどもたちにかるたをプレゼントしてくださったのは、きゅうりを中心とした農業法人のきたなかふぁーむさん。
そしてこじまさんという若くて物静かな女性の方が同行してくださいました。
事前に、きゅうりのことめっちゃ良く知ってる人という情報は頂いてたので、私の好奇心がふつふつと湧き出して、あれやこれやと質問攻めに。そんな中、彼女のふと放った一言に私はビックリ!!
彼女、きゅうりもトマトも大っ嫌いだったそう。
え??なんで嫌いなのにこの道に??そう聞くと、
その嫌いな野菜をどうしたら好きになれるか、好きになるために美味しくする研究をしたい、と思ったんですって。それも小学生のときに!
普通は嫌いなことから目を背け、どちらかというと好きな事を仕事にする方が幸せであると考えませんか?
彼女はあえて嫌いなものに立ち向かい、そして同じように思うこどもたちのために、栄養素は変わらず食感や味から
食べやすくするための研究に全力を注がれているのです。
彼女自身、自分で育てたきゅうりが美味しいと感じるようになり、嫌いなものがひとつ減ったそう。
そして、この4月からは今度はトマトに挑戦するため、新しい会社へと進まれるのだそうです。
今日の贈呈式の中で、こどもたちにこのことをお話ししました。
みんなが普段食べているご飯も、どこかの誰かが一生懸命みんなのことを思って作ってくれてるんだね、感謝して食べなくちゃねって。
みんな、わかってくれたかわからないけど、いつかそんな話を思い出してくれるといいなと思います。今日こじまさんが持ってきてくれたきゅうり、美味しく食べてくれてるんじゃないかな♪
こじまさんも、以前からこどもたちとの関わり方が難しいと思っていた中での今日の交流で、クイズにするとこどもたちが話を聞いてくれることや、同じ気持ちでいることを伝えるだけで仲良くなれることを肌で感じてくれたみたいで、貴重な時間でしたと最後に言ってくださいました。少しはお役に立てたかな〜